情報村

スイス人女性作家ヨハンナ・シュピリが１８８０年に書いた小説「アルプスの少女ハイジ」（１８８０年）が、その５０年前にドイツ人作家が書いた別の作品によく似ていると若手文学研究者が指摘、スイスメディアは、「ハイジの“父親”はドイツ人だった」などと大きく報じている。

＜読売新聞より＞

これはショックですね～。日本でも大人気のアニメの原作が盗作だったなんて。。あのおじいさんも盗作。。羊との感動話も盗作。。ペーターも盗作。。「クララ、お前ホントは歩けるんだろ」的な展開も盗作。。私自身がショックというより、もはや日本中がショックですね。

こういう場合、「ハイジ」に対する扱いはどうなるんでしょうか？作者も死んでしまってるし、誰を責めることもできないし、お金で解決できる話でもない。とりあえずEGボーテで美容に励もうかと思う。

驚きなのは、１９世紀という時代に、５０年前の作品を盗作したという事実。書物というのは、時の洗礼を非常によく受ける分野だと思うんですよ。それが５０年間残り、「ハイジ」原作者に盗まれ、そして消えていった。そのことが分かったのは、２１世紀初頭。埋もれた歴史を掘り起こした研究者に脱帽です。